新たな採用手法「オウンドメディアリクルーティング」とは?メリットや事例を解説します

公開日: 2019/10/24     Indeed  アルバイト・パート採用  中途採用  新卒採用  
新たな採用手法「オウンドメディアリクルーティング」とは?メリットや事例を解説します

「最近『オウンドメディアリクルーティング』って聞くけど、どんな採用方法なの?」
「自社で活躍してくれそうな人材になかなか出会えない。」

この記事は、そんな方に向けて書いています。

人材採用難が深刻化する現在、求人広告を掲載して応募を待つ従来の「受け身」な採用手法だけでは、企業が求める優秀な人材に出会うことは困難になりました。
多くの企業が「自社で活躍してくれそうな人材に出会えない」と問題を抱えているのではないでしょうか。

そこで近年、新たな採用手法として注目を集めているのが「オウンドメディアリクルーティング」。従来型とは違う「攻め」の採用手法として、各企業が実践し始めています。

当記事では、そんな新しい採用手法「オウンドメディアリクルーティング」とは何かをお伝えするとともに、メリットや導入事例などもご紹介していきます。

「オウンドメディアリクルーティングという言葉は聞いたことがあるけどよくわからない」
「従来の手法で思うように採用できず困っている」
という方はぜひお読みください。

オウンドメディアリクルーティングとは?

まずはじめに、「オウンドメディアリクルーティング」の意味について簡単にご説明します。

オウンドメディアとは

オウンドメディア(Owned Media)とは、自社で保有しているメディアを意味します。例えば、企業のホームページ、採用向けに作られたホームページ、SNS、ブログなどが当てはまります。

リクルーティングとは

リクルーティング(Recruiting)とは、自社の採用活動を意味します。

オウンドメディアリクルーティングの意味

オウンドメディアリクルーティングとは、「自社の運営するメディア(採用サイトやSNS・社員)から求職者に対して主体的にメッセージを発信し、興味・共感を喚起して人材を獲得していくこと」を意味します。

なぜ今、オウンドメディアリクルーティングが注目されるのか

求職者の変化

企業のホームページに採用情報を掲載するなんて従来から存在していた手法です。
では、なぜ今、オウンドメディアリクルーティングが注目されているのか。そこには、求職者に生じた2つの変化が要因としてあげられます。

求職者の変化(1)情報収集・選別リテラシーの向上

1つ目の変化は、情報収集・選別リテラシーの向上です。

スマートフォンやSNSなどの普及により、求職者が日常的に触れる情報量は増加。その結果、自分に有益な情報を収集・選別するリテラシーが高まっています。

そして同時に、情報収集に関する新しい行動もみられるようになりました。

  • 気になったページをスクリーンショットやメモで保存したり、ブックマークして溜めておく
  • SNSで気になる情報があれば、”とりあえず”「いいね」「リツイート」しておいて、あとで見る
  • ひとつの情報源に頼るのではなく、複数の情報源から網羅的に情報収集する

このように、シーンや目的に応じて情報収集のバリエーションも増えています。

求職者の変化(2)働き方に対する価値観の多様化

テクノロジーの進化によって触れる情報量が増加したことは、働き方に対する価値観の多様化にも繋がりました。

従来であれば「会社規模」「役職」「給与」などが重視されていたところ、現在では「やりがい」「成長」「働き方」など、なんのために働きどうなりたいのか考える求職者が増えています。

求職者の約90%が企業のホームページで情報収集

こうした求職者の変化もあり、今では求職者の約90%が求人広告などの募集ページと同時に企業のホームページで情報収集しているという調査結果もあります。

ひと昔前は、企業ホームページに掲載するだけではなかなか見てもらえなかった採用ページも、いまや求職者にとって欠かせない情報。企業ホームページ等に載せている情報が少なかったり魅力的でなければ、採用活動そのものに影響を及ぼすというわけです。

言い換えると、会社の文化・社風・仕事の役割・求める人材などを企業が発信していくことで、企業が本当に求める人材と出会える可能性が高まります。

オウンドメディアリクルーティングのメリット

オウンドメディアリクルーティングのメリット

ここまでは求職者の変化に伴い注目されているオウンドメディアリクルーティングの必要性をご説明してきました。

続いて、オウンドメディアリクルーティングを実践することで得られるメリットを解説します。

会社の魅力や社風を具体的に伝えることができる

採用向けのホームページなど自社で運営するオウンドメディアは、求人広告のように文字数などの制限なく会社の魅力や社風を伝えることができます。

  • 当社は何を目指しているか
  • 業務の目標はどこか
  • 当社にあるべき社員とは
  • どのような仲間が欲しいか

このような自社特有の情報を、テキストや画像、場合によっては動画/音声も用いながらアピールできるのは、オウンドメディアリクルーティングならではのメリットです。

オウンドメディアリクルーティング実践で採用数や入社後の定着率がアップ

Indeed Japanによると、オウンドメディアリクルーティングを実践することによって、実践前と比較して採用活動の効果がアップしたという調査結果がでています。

オウンドメディアリクルーティング実践で採用数アップ

オウンドメディアリクルーティング実践企業の87.5%が「応募者数が増えている」、86.3%が「採用者数が増えている」と回答。

オウンドメディアリクルーティング実践で入社後の定着率がアップ

オウンドメディアリクルーティング実践企業の68.6%が入社後の「定着率が非常に高い」「定着率が高い」と回答しています。

オウンドメディアリクルーティングで攻めの採用活動を実践することで、応募数/採用数がアップするだけでなく入社後の定着率アップにも。これは採用ホームページなどを通して社風や求めるスキルなどを発信していくことで、求める人物への応募を促すことができるためだと考えられます。

また事前に企業と求職者のミスマッチ減らすことができるので、不必要な面接を減らす効果にも繋がります。

採用費用の削減、費用対効果の高さ

「採用ホームページを制作してオウンドメディアリクルーティングを実践する」
と聞くと、費用がかかりそうなイメージありませんか?

確かにイチから制作すると初期費用が多額になるケースもありますが、自社で保有するメディアになりますので広告のように掲載期間に制限がありません。

必要に応じて内容を変えたり追加掲載したりと、改善を繰り返しながら求める人材に向けて発信を続けることで費用対効果を高めていくことができるのです。

実際、オウンドメディアリクルーティングを実践している企業からも、85.5%が「採用の費用軽減になる」、84.1%が「採用にかける労力を削減できる」という調査結果がでています。

オウンドメディアリクルーティングで採用費用の削減、費用対効果が高い

長期的にみると、オウンドメディアリクルーティングはとてもコストパフォーマンスが良いといえそうです。

以前はイチから採用ホームページを制作してもアクセスを集めるだけで苦労していましたが、今はIndeedやGoogleしごと検索といった求人検索エンジンがあるのも大きなポイントです。

>> Indeed(インディード)とは?仕組み・メリット・掲載方法を解説します

あわせて最近は、低価格で導入できる採用ホームページも各社リリースしています。当社も「RECS LP」というサービスを提供していますので、まずは採用ホームページを導入してみようという場合はご検討ください。

>> RECS LPで採用サイトを低コスト・お手軽に導入

オウンドメディアリクルーティングのはじめ方

オウンドメディアリクルーティングのはじめ方

「オウンドメディアリクルーティングの重要性は理解したけど何からはじめたらいいのか」
ここからは、そんな疑問にお答えすべく、オウンドメディアリクルーティングのはじめ方を解説していきます。

具体的な流れは以下の通りです。

  1. ターゲット(求める人材像)の明確化
  2. 自社の魅力(社風・強み・ビジョン・働く仲間など)を整理
  3. サイト・コンテンツ制作

順にご説明します。

1.ターゲット(求める人材像)の明確化

まずはじめに、採用したい人材像を整理、明確化しましょう。

これからオウンドメディアを通してメッセージを届けるにあたり、ターゲットを整理できていなければ企業と求職者にミスマッチが発生します。

任せる仕事内容や必要な能力/経験はもちろん、今後のキャリアや関心ごと細かく突き詰め明確化しておくことで、メッセージに一貫性が生まれたり採用に携わる関係者が共通認識を持ちやすくなります。

2.自社の魅力(社風・強み・ビジョン・働く仲間など)を整理

続いて、自社にどのような魅力があるのか整理します。
文化・社風・理念・存在価値・働く仲間のことなどを書き出し、ターゲットに合わせてどんな魅力づけや差別化ができるか整理していきます。

3.サイト・コンテンツ制作

オウンドメディアでどのような情報を発信していくかまとまったら、いよいよサイトやコンテンツの制作です。イチからサイト制作するなら、コンテンツの更新をしやすいCMS(Content Management System = コンテンツ管理システム)がおすすめです。

オウンドメディアリクルーティングは情報を公開したら終わりでなく、必要に応じて内容を更新したり追加掲載したりと改善を繰り返すことが大切です。CMSなら専門的な知識がなくてもコンテンツを更新することができます。

ページの閲覧数や応募数、選考などの結果と照らし合わせながら、ターゲットの求めるコンテンツを作っていきましょう。

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オウンドメディアリクルーティングの事例

既にオウンドメディアリクルーティングを実践している企業の中から、具体的な事例をピックアップしてご紹介します。

メルカン|株式会社メルカリ

オウンドメディアリクルーティング事例(メルカン)

>> https://mercan.mercari.com

株式会社メルカリが運営するオウンドメディア「メルカン」は、「メルカリの人を伝える」をコンセプトに、メンバーインタビューからプロダクトの裏話まで社内の様子を幅広く発信しています。更新頻度も高く、「メルカン」を読めば今のメルカリ社内の様子がわかります。

LINE HR BLOG|LINE株式会社

オウンドメディアリクルーティング事例(LINE HR BLOG)

>> http://line-hr.jp

LINE株式会社が運営するオウンドメディア「LINE HR BLOG」は、「コミュニケーション」をテーマに働く社員のこと、社内の雰囲気、人事制度などの情報を発信しています。インタビュー記事に登場する社員数も多く、記事を読み進めればどんな人が働いているのかイメージできます。

サイボウズ式|サイボウズ株式会社

オウンドメディアリクルーティング事例(サイボウズ式)

>> https://cybozushiki.cybozu.co.jp

サイボウズ株式会社が運営するオウンドメディア「サイボウズ式」では、会社や組織のあり方、働き方について発信しています。

様々な記事を通して企業理念である「チームワークあふれる社会を創る」を目指したいと思ってもらえるコンテンツ作りを心がけてきた結果、会社のカルチャーを理解した上での応募が増えたとのこと。

ハレタイ|株式会社太陽企画

オウンドメディアリクルーティング事例(ハレタイ)

>> https://taiki.recruitmedia.jp

当社が運営するオウンドメディア「ハレタイ」は、イベントレポや社内の出来事、社員インタビュー記事など様々な切り口で社内カルチャーを発信しています。

どんな仲間がいてどのような働き方ができるのか、ハレタイを見れば今の太陽企画がわかります。

まとめ

新たな採用手法として注目を集めるオウンドメディアリクルーティング。今後、実践する企業はさらに増えていくと考えられます。

とはいっても、
「まずは採用ホームページを立ち上げてみたいけどコストが…」
「過去に紹介制度を作ったものの運用に乗らない…」
といった様々なお悩みもあると思います。

そんな時はまず当社へご相談ください。
低コストで制作できる採用ホームページや紹介制度のためのツール支援を実施しています。

リクルートトップパートナー代理店 株式会社太陽企画
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