【企業向け】効果的なインターンシップとは?新卒採用を成功に導く3つのポイント

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最終更新日: 2021/06/18  (公開日: 2021/04/01) このページのタイトルとURLをコピー
【企業向け】効果的なインターンシップとは?新卒採用を成功に導く3つのポイント

近年の新卒採用において注目を集める「インターンシップ」は、その後の採用を成功に導く上で避けて通ることはできません。多くの学生がインターンシップに参加するようになり、新卒採用を行う企業の多くもインターンシップを実施するようになりました。

しかしその一方で、「インターンシップについて正直よくわからない」という人事・採用担当者様もまだ少なくありません。

そこで今回は、インターンシップの現状や導入メリットなどの基本情報から、採用成功に繋げるための効果ポイントまでご紹介していきます。インターンシップ・新卒採用でお悩みでしたらぜひお読みください。

お電話やメールでの説明をご希望でしたらこちらからお問い合わせをお願いします。
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インターンシップとは?

インターンシップとは?

インターンシップは就業体験

インターンシップとは、学生が企業で仕事を体験する制度のこと。「就業体験」とも言われています。

社会に出て働く前の学生たちが、実際の業務や働く環境の体験を通して業界・職種・企業風土などを知ることができます。

実施期間は1日で仕事を体験するものから、2日以上に渡るものまで企業によって様々。なかには1ヶ月以上にわたる長期インターンシップを実施している企業もあります。

インターンシップの現状

近年インターンシップは、学生にとっても企業にとっても当たり前のものに変わりつつあります。就職みらい研究所によると、学生のインターンシップ参加率は約8割、企業のインターンシップ実施率は約9割と、多くの学生・企業がインターンシップに取り組んでいます。

また新型コロナウイルス流行以降はオンラインでインターンシップを行う企業が増加しています。

2022年卒の学生を対象にインターンシップではオンライン開催が増加している

  • インターンシップ(対面)実施割合:57.4%(前年 -22.3ポイント)
  • インターンシップ(Web)実施割合:54.0%(前年 +36.5ポイント)

出典:就職白書2021

前年との比較で対面のインターンシップ実施割合は大きく減少する一方、Web実施割合は大きく増加しています。

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企業がインターンシップを行うメリット

学生が様々な業界・職種を企業の中で実際に体験できるインターンシップ制度は、実施する企業側にもメリットがあります。

自社ホームページや求人サイトでは伝わりきらない会社の雰囲気を感じてもらったり、業界への理解度が高まったりと、学生の志望度を高める効果が期待できます。多くの学生がインターンシップに参加するので、求人サイト・大学等に広報することで、自社の認知度を高める効果もそのひとつ。

実際、インターンシップへの参加は以下の調査報告のように、学生の志望度・納得度に影響しています。

7割の学生がインターンシップ参加企業・同業種企業へ入社予定

7割の学生がインターンシップ参加企業・同業種企業へ入社予定

  • インターンシップ参加企業に入社予定:39.9%
  • インターンシップ参加企業の同業種企業に入社予定:29.2%

出典:就職白書2020

インターンシップ参加経験がある学生の約7割は、インターンシップ参加企業または同業種企業への入社を決めています。

インターンシップ参加経験のある学生のほうが就職への納得度が高い

就職先が確定している学生を対象に「入社予定企業への就職に納得しているか」を尋ねたところ、インターンシップ参加経験の有無で以下の通り結果に違いが生じています。

インターンシップ参加経験別の入社予定企業等に就職することへの納得度

  • インターンシップ参加経験ありの納得度割合:81.7%
  • インターンシップ参加経験なしの納得度割合:66.8%

出典:就職白書2021

インターンシップ参加経験のある学生のほうが、入社予定企業への就職納得度が14.9ポイント高いことがわかりました。

以上のことから、インターンシップは多くの学生の就職活動に影響していることがわかります。言い換えると、インターンシップを効果的に実施することができれば、自社の採用を成功に導くことができるというわけです。

効果的なインターンシップで新卒採用を成功させるポイント

前述の通り、新卒採用にはインターンシップが大きく影響します。そのため新卒採用を成功に導くには、インターンシップを開催して学生の参加満足度を高めることが重要です。

学生のインターンシップ参加満足度を高めるには大きく3つのポイントがあります。

1. 開催日数は「1日」よりも「2日以上」

学生のインターンシップ参加満足度を高める1つ目のポイントは開催日数。

HR総研によると、学生が「最も望ましいと考えるインターンシップのタイプ」は、文系・理系ともに「2~3日タイプ」とのこと。
※文系61%、理系52%

  • 就業体験から企業を知るにはある程度の時間を要する
  • 長期になると学校を欠席しなければいけない

などの理由から学生は「2~3日タイプ」のインターンシップを求めていますので、「1日」よりも「2日以上」の開催を検討しましょう。

2.コンテンツは「単一」よりも「複合」

学生のインターンシップ参加満足度を高める2つ目のポイントはコンテンツ。

実施形態は「社員の主要業務を体験」「インターンシップ用の課題・プロジェクトを経験」などをメインに、「職場見学」「営業同行」などをサブコンテンツとして複合的に行うことを推奨しています。

実施の際は伝える内容も重要です。学生が知りたいと思っている内容を就業体験を通して伝えていきましょう。

3.学生へのフィードバックは「なし」よりも「あり」

学生のインターンシップ参加満足度を高める3つ目のポイントはフィードバック。

社会に出たことがない学生にとって、企業(社会人)からのフィードバックは嬉しいもの。自分自身の強み・弱みを知ることができるフィードバックの機会を求めています。

用意したコンテンツを学生に実施してもらうだけではなく、企業から学生へフィードバックを行いましょう。

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インターンシップのプログラム事例

ここまで企業がインターンシップを実施するメリットや、学生の参加満足度を高めるポイントをお伝えしてきました。

しかし、いくらインターンシップのメリットを理解しても、どんなプログラムではじめたら良いのかお悩みの人事・採用担当者様も少なくありません。そこでプログラム事例として、過去に当社(広告業)が実施したプログラムの一つをカンタンにご紹介します。

インターンシップ プログラム事例

  • 開催期間:1日(希望者は2日)
  • コンテンツ:グループワーク・職場見学の複合型
  • フィードバック時間あり

前半で社風・文化・人間関係を、後半では具体的な仕事内容を体験・体感いただくプログラムで構成しています。

詳しいプログラム内容と効果ポイントは、現在無料配布中の資料でも紹介しているのであわせてご覧ください。
> 【無料配布中】インターンシップの現状と採用効果を高めるポイント

上記プログラムはあくまで一例で、どんな内容が適しているのかは企業毎に異なります。しかし共通して言えることは、インターンシッププログラムは一度作ったら終わりではなく、学生からの評価を元に改善していくことが重要ということです。

企業から学生にフィードバックするのと同時に、学生からはアンケートに回答してもらうなどして学生の満足度を確認するようにしましょう。

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インターンシップ募集方法

インターンシップ募集方法

短期・長期を問わず、インターンシップの募集方法は多数あります。

  • 自社ホームページ
  • 求人サイト
  • SNS
  • 大学のキャリアセンター
  • リファラル

導入コストはもちろん、メリット・デメリットなどもありますので、どのような募集方法が適しているのかは一度人材採用の専門家にご相談ください。

> 人材採用に特化した広告代理店 太陽企画へ無料相談

インターンシップで採用成功させる効果ポイントまとめ

今回は企業の人事・採用担当様向けに、インターンシップの現状や導入メリットなど基本的な情報から、採用成功するための効果ポイントまで解説しました。

人材採用に特化した広告代理店の当社では、インターンシップ・新卒採用の企画立案・ツール制作等を行っています。

「何から始めたらいいのかわからない」など採用に関するお悩みございましたら、ぜひ一度ご相談ください。

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カテゴリ:採用戦略
タグ:新卒採用
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